不動産会社の選び方

不動産会社の選び方は、非常に大事です。


家の購入を検討している方、あるいは売却したい方にとって、それぞれの決断は慎重に行う必要があります。
確かに、物件に関する情報は、自身がインターネット上で収集することも可能ですが、うまく進めていくためにも、やはり信頼できる不動産会社との出会いが肝心です。

 

本記事では、不動産会社を選ぶ際のポイントについて言及します。
新しい環境への引っ越し、急な転勤等で家の購入や売却と向き合わざるを得ない方はもちろん、不動産会社に対して理解が漠然としている方にもご一読いただきたい内容となっています。

 

少しでもクリアなイメージで今後の暮らしに役立ててもらえると幸いです。
ぜひ参考にしてみてください。

目次

不動産屋選定が重要である理由

不動産屋選定が重要

不動産売買には、多くの不安がつきまとうものです。
とりわけ、初めての不動産取引となると、ちょっとしたことでも心配の種へと変わります。
一連の流れに対する進め方や時期・タイミングの問題、審査・契約、初期費用、ローン、手数料、仲介料、市場価格……等々挙げればキリがないほど、あらゆる要素について考えていかなければいけません。
そこで脳裏をよぎるのが失敗したときのこと。
たとえば購入の場合だと、家内設備の不具合や周辺環境の差し障り、収入とかけ離れた支払い方法での契約など、失敗談としてよくある話です。
他方、売却は、そもそも売れないといった状況から安値で手放してしまうケース、買い手からのクレームなどが生じやすい傾向にあります。

こうした問題を危惧するあまり、前に進めない方も少なからずいらっしゃると思います。
この由々しき事態は、事前のリサーチや不動産会社との協力体制で防げると思いきや、そう簡単にはいきません。
そのため、不動産購入、売買になかなか足を踏み込めない方々が出てくるわけです。

となれば、どうしたって協力する不動産会社の力量やサポート体制が重要になります。
そして、それを見極める審美眼が試されます。
「家を買いたい(もしくは売りたい)けれども、何から始めれば良いのか分からない」といったお悩みを抱えているのであれば、まず注力すべきは不動産会社との良縁を得ることだと考えてください。
不動産屋選定に失敗してしまえば、上述したような巷で見聞きしたことのある苦い体験談があなたの身にも降りかかるかもしれません。
一方で、信頼に足る不動産会社と巡り合うことができれば、満足度の高い結果につながる期待が持てます。
来るべき明るい未来に向けたスタートダッシュはまさしくこの段階です。
したがって、不動産屋選定を決して疎かにしてはいけません。

不動産会社の主な種類

不動産会社の種類

不動産会社は取り扱う物件や業務内容によっていくつもの種類に分けられます。また、全国を拠点とする大手企業から地元密着型店舗までさまざまです。大小の規模感、フランチャイズ加盟店との区分においてもそれぞれ独立した扱いをされることが多いように思います。
以下、本章で紹介するのは、いずれも代表的なタイプです。

不動産開発会社

いわゆるデベロッパーです。
都市やリゾート、宅地、マンションなど、大規模な物件の開発事業を行う会社を一般的には指します。

多くの企業が関わることもあるなかで、その事業の主体となるのが不動産開発会社です。
細かく分けると、商業施設や宅地造成をはじめ、幅広い分野で対応しているのが総合デベロッパーに該当します。一方で、マンションに特化しているのがマンションデベロッパーです。

ゼネコン系やハウスメーカー系と混同されがちですが、それらはあくまで協力組織。
不動産開発会社では、受託から完成に至るまでの間の、主に企画・開発がメインです。街づくりを目的に、用地確保、施工管理といった業務にも関わります。

不動産販売代理会社

不動産販売代理会社では、マンションや一戸建ての販売を売主に代わって行います。
つまり、不動産売買の窓口となる会社です。
複数の開発会社の物件を扱っている場合は、情報を色々と蓄えているがゆえに条件面の良い提案があるかもしれません。もちろん、質問や相談、希望があれば、積極的に聞いてみることをおすすめします。適宜応じてもらえるはずです。
また、特定のデベロッパー系列であれば、対象物件について詳しいという点もメリットとして挙げられます。

表面的なイメージだけで大きな決断をしていくのはどうしても危険です。判断材料を揃えるべく、情報収集はなるべく専門家の力を借りるようにしてください。
不動産会社において、情報提供力は実に大切です。
販売代理会社の見極めにおいても、こうしたポイントが大事になってきます。

不動産仲介会社

不動産仲介会社は、文字通り、不動産物件の契約を仲介する会社です。
主に中古物件の取引が多いように思われがちですが、新築物件を取り扱うケースも珍しくありません。
具体的な役割として、売主と買主の間に入って条件の確認や調整、交渉を行い、双方が納得のいくスムーズな契約へと導いてくれます。
適正な判断やトラブル解決に役立つ心強い存在です。
物件の査定や広告宣伝に加え、契約書作成、決済対応まで業務内容は多岐に渡ります。

不動産管理会社

不動産管理会社は、物件投資・購入後の管理業務に対応します。
不動産売買には直接関与しないものの、建物清掃や入居者対応が必要な場合、サポートがあれば安心です。
その役割を担ってくれる会社になります。

お得な購入につながる不動産会社の特徴

不動産購入の成功

不動産会社にはさまざまなタイプがありますが、そのなかで求められることはほとんど共通しているといってもいいでしょう。その一つが「良い物件を安く買いたい」という要望ではないでしょうか。
多くの方が、お得な購入につながる不動産会社を知りたいはずです。
そういうわけで、下記にてそうした会社の特徴を挙げていきます。

取扱物件数の多い会社

取り扱う物件が多ければ、それだけ希望の条件に一致するものと出会える可能性は高まります。
特に、今や宅地建物取引業法により国土交通大臣が指定した通称「レインズ」と呼ばれる不動産流通機構運営のデータベース(コンピューターネットワークシステム)があるおかげで、多くの案件を紹介できる不動産会社が増えてきている印象です。
一方で、レインズに登録せず取扱物件数が少ない会社の場合、希望の条件がみつかりにくいかもしれません。
したがって、まずは数量に着目してください。

潜在ニーズを引き出せる会社

ただ要望を聞き、該当する物件を探すだけの不動産会社には、あまり期待しないようにしましょう。
対応が作業的で淡白な印象を受けたなら、相談相手が間違っている可能性が高いです。
大きな買い物をするのであれば、この点も妥協してはいけません。
親身になって物件探しに取り組まれる方とつながるように意識してください。
そこでポイントになるのはヒアリング力の見極めです。
要望に対する背景や理由、物件探しの基本情報を丁寧に聞き出すと同時に、お客様がこれまで気づいてこなかった問題点や新たにおさえておきたい条件まで引き出すことのできるのが真のプロ。いわゆる潜在ニーズまで網羅した物件を紹介してくれる会社こそ、信頼に足るパートナーです。

長所だけでなく短所もしっかり伝える会社

物件を紹介する際、良い面をフォーカスするばかりで懸念材料をまったく伝えない不動産会社も少なくありません。もちろん、悪い面の話を聞くことで契約に躊躇が生まれますが、そうしたマイナス部分も正直に共有する姿勢があるからこそ、説得力は増すはずです。

良心的な不動産会社であれば、たとえば価格の安さだけでなく、欠陥要素もきちんと調査し、「地盤の不安定な点がデメリットです」といったように、リスクを隠さず説明してくれると思います。そのうえでおすすめされる物件があれば、それは間違いなく価値のあるものです。安心して購入のステップへと進んでください。

新築、中古別に情報を提供してくれる会社

お客様の状況、事情に応じた柔軟な提案ができる不動産会社は、経験が豊富と言えるでしょう。
たとえば、新築マンションであれば不動産開発会社もしくは不動産販売代理会社が窓口になることが多いです。
そして、中古物件だと、戸建て、マンションともに不動産仲介会社で家を探すのが一般的でしょう。
こうした背景やセオリーこそありますが、タイプを股にかけ対応できる体制があれば、新築・中古どちらも取り扱うことは可能です。
だからこそ、種類問わずお客様の悩みや相談に対して解決を図ろうとする不動産会社に注目してみてください。
幅広い情報網を持っている可能性が高いため、優良物件との出会いが期待できるでしょう。

購入後のことまで考えてくれる会社

情報量の多さはもちろん、誠実な対応があってこそ、満足できる購入につながります。
なかでもアフターサービスが充実している不動産会社は、安心できる要素です。
中古物件などでよくある購入後のトラブルに仮に見舞われたとしても、経験豊富な不動産会社なら、スマートに事態を収拾する期待が持てます。
また、新築なら、購入した家に不具合があった場合に適用される住宅瑕疵担保責任履行法(土台や柱など住居の基礎構造部分と、屋根・壁など雨水の浸入に関わる箇所の補修)の付帯以外にも、定期的な診断もしくは補償範囲を広げてくれるサービスの有無を確認してみてください。
こうしたフォローを積極的に行っている不動産会社は、総じて、あらゆる面で手厚いサポートを行っているものです。

失敗しない売却につながる不動産会社の特徴

失敗しない不動産売却

不動産売却でもまた、お客様の要望は共通しているといえます。
「物件を高く売るにはどうすればよいか」
しかし、実際には失敗も少なくありません。
以下、そうならないよう選ぶべき不動産会社の特徴を挙げていきます。

査定額だけでなく売却実績が優位な会社

査定額についてまず注意してほしいのが、提示された価格は売却を保証するものではないということです。
相場と比較し、高ければ当然売れにくくなります。結果、長い期間売れ残ってしまうケースも多いため、額面通り受け取らず慎重に精査しなければなりません。

見定めるポイントの一つは実績です。
売却査定は複数社に依頼したうえで、各不動産会社の周辺地域での事例をチェックしてください。

売却内容に定評のある会社

不動産会社によって得意分野は異なります。
売却ではなく、買い取りや賃貸に強みのある企業を選んでしまってはまさにミスマッチ。
しっかり見極めていく必要があります。
おすすめしたいのは、ホームページのチェックです。
謳い文句や惹句で何をウリにしているか、参考にしてみてください。中古、新築、マンション、戸建てといった区分ごとの特長もあれば、口コミなどの評判でみえてくる価値もあるでしょう。なおかつ購入希望者を多く集めるためには何をしているか、高く売るためにどのようなサービスを展開しているかまで確認しておきたいところです。
具体的には即金買い取りや手数料の除外など細かいサービス、サポートは不動産会社を選ぶうえで決め手となる材料になり得ます。

デメリットもしっかり伝える会社

購入の際と同様に、メリットだけでなくデメリットを伝える会社でなければ、たとえ好条件が揃っていたとしても鵜呑みにするのは危険です。
たとえば諸経費。なかでも仲介手数料の支払いについてあらかじめ共有できていないと後で痛い目に遭います。想定していなかった費用が発生すると、それだけでげんなりするものです。値段のからくりにはぜひ用心してください。
「半額」「無料」という言葉に踊らされるのも気を付けたいポイントです。この場合、買主がみつかりにくい可能性があります。そうした情報を知らされず良い面ばかりをみせられるようであれば、要注意です

目的である「スムーズに自身の物件を相場よりも高く売ってもらうこと」を達成するため、懸念点の洗い出しまで懇切丁寧に取り組む会社かどうかはしっかりチェックするようにしてください。

不動産会社の選び方で未来は変わる

不動産会社次第で未来は変わる

ここまで述べてきた通り、不動産会社次第で購入・売却問わずうまくいくかどうかの行方が変わってきます。
お客様の相談・悩みごとに対し、真摯に向き合える不動産会社との出会いが成否の分かれ目です。

これから購入、売却の予定のある方はぜひ、親身な相談やマメな連絡、スピード感もあって、デメリットさえ包み隠さない誠実さを湛えた不動産会社とタッグを組むように意識してみてください。スムーズな成約にきっとつながるはずです。

なお、株式会社サンサン不動産では、土地や建築業者のご紹介、即金での買い取り相談、郊外への引っ越しやマンション購入のご提案、相続に関するご相談等々承っております。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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